きほんのメンテナンスと水換えのやりかた
こちらではビギナーに向けて基本的なメンテナンスと水換えのやりかたについてご紹介していきます。
きほんのメンテナンス
・水槽のガラス面にコケが生えている場合は専用クリーナーやスクレーパーで綺麗にしましょう。
・水草が伸びている場合はトリミングしましょう。
・フィルター(濾過器)の様子はどうですか?しっかり水は出ていますか?濾過剤の交換時期が来ている場合は交換しましょう。
・魚や水草の状態はどうですか?様子を見て水換えや施肥を行いましょう。
持っておきたいメンテナンスグッズ
・専用クリーナー、スクレーパー
・トリミンググッズ
・ゴミ取り用ネット
浮葉などを取るのに便利。
・お使いの濾過器の濾過剤
活性炭やウールマットは寿命が短いので様子を見てこまめに取り替えましょう。
・水草の栄養剤
水草の色や成長が悪い場合は肥料不足が疑われます。
水草にもごはんをあげましょう。
きほんの水換えのやりかた
・1週間から2週間に1回、水槽の3分の1程度水換えを行います。
生体の数や水槽の状態によって水換えの頻度を決めましょう。
水換えの役割
魚の含まれる有害物質はバクテリアの力によって徐々に毒性の低い物質に変化していきます。(アンモニア→NO2→NO3)
NO3は比較的毒性が低いですが、溜まりすぎるとやはり魚に危険です。
主にこのNO3を水槽から出すために水換えを行います。
なお、立ち上げたて(生体を投入して)から1ヶ月以内の水槽はバクテリアが十分に繁殖していないため、水槽の3分の1程度のこまめな水換えを行いましょう。
立ち上げたての水槽にはバクテリア剤の添加(&エアレーション)がオススメです。
必ず持っておきたい水換えグッズ
・プロホース
水槽に溜まったチリも水と一緒に吸い出してしまいましょう。
・バケツ
掃除に使ったバケツは洗剤(界面活性剤)が残っていると生き物を傷つけてしまうので、アクアリウム専用バケツがあると生体にも安心ですよ。
・塩素中和剤
水道水に含まれる有害な塩素(Cl2)を塩素中和剤で中和してから水槽に入れましょう。
新しい水に入れ替わることによって生体や水草の代謝が活性化する利点もあります。
半分以上の水換えは生体に負担がありますので、一回の換水量は3分の1程度にしておきましょうね。